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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第13章 白夜の陽炎✿



「慣らす?それとも……すぐ欲しい?」

此処、とショーツ越しに秘所をなぞられて、じわりと濡れてくる。見え透いた期待感を煽るように、割れ目を緩やかに上下する指先。

彼と夜通し繋がった部分は、溢れるほど与えられた熱情を覚えている。

もう前戯など要らない程ぐずぐずになっているというのに、この期に及んで焦らしてくる。

「……もう、悟が欲しい」

縋るような私の視線を受けて、悟は熱を孕んだ目を細めてペロリと唇を舐める。

その瞳の奥にあるギラついた欲望が垣間見えて、体がゾクゾクする。

「ゆめからオネダリされると興奮する」

リクエスト通り、割れ目に張り付いている布を指でつまんでずらし、とろりと愛液を吐き出す花弁を剥き出しにして自ら誘う。

「……マジでエロい眺め」

悟が呟いて、硬くなった自身を取り出して私の陰部に宛てがう。先端が何度か縦に往復し、その度にクリトリスが擦れる甘い快感が腰に走る。

「このまま一気に奥まで挿れてもイイ?」

私が必死に頷いたのと同時に、硬くて太いものが押し入ってくる。

一瞬呼吸を忘れた後、悟の体に縋り付いて「んッ」と鼻にかかる甘い声を漏らす。

太い部分を飲み込んだら、あとは押し広げられるままに根元までゆっくりと飲み込まされ、焦れったくなるほど緩慢な動きで腰を打ち付けられた。

「あッ、はぁ……さと……る、ぅ……」
「ゆめ、可愛い。僕のがそんなにイイの?」
「んっ、ん……きもちぃ……悟の、きもちい……」
「はは……っ、僕も気持ちいいよ」

腰を動かされる度に、ぐちゅりと水音がする。

中を押し広げるようにしながら抉られて、ピリピリと弱い電気のような快感に、私は堪らずに悟の背中に爪を立てた。

「……っう、は……あ、ぁ……」
「ゆめの中、とろっとろで熱い」

耳朶に口付けられ、腰から背中にかけてぞわりと粟立つ。快楽の海に溺れそうになるのを堪えながら目を開けると、紅潮した頬の悟と目が合った。

情欲を感じさせる獣のような眼差しに、もっと蹂躙されたくなる。



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