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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第12章 狼さんの甘咬み✿



「ん……っ、ん……」

その間もゆるゆると腰を動かして、膣内をかき混ぜるように抜き刺しが続けられる。

その間も、重ねた唇は離れることはなかった。舌先を擦り合わせるような濃厚な口付けに浸っていたいのだが、下半身の甘い疼きは止まらない。

「気持ちい、か?ゆめ」

唇が離れるとそう問いかけられた。

「あ……っ、ん……気持ちい……もっと……五条先輩、が欲し……っ」
「ん、いい子。俺も、すげーイイ」

私の答えに先輩の目尻が下がる。

そしてまた、何度かキスをくれた。

頬を撫でて、首筋を指先でなぞりながら腰の抽挿を再開する。私も首に抱きつくように腕を回して、彼を求めた。

奥を押し上げられると、お腹の中がゾクゾクして、全てがどうでも良くなるほどの快感が押し寄せてくる。

「あぁ……だめ、それいっちゃ……う」

絶頂が近いことを告げれば、彼はさらに強く腰を押し付けてきた。

「あ……や、だ、あぁ、だめっ」
「イけよ」

耳元で囁かれると同時に、一番感じる部分を思い切り突き上げられて私は呆気なく達してしまった。

胎内が引き絞られるような感覚がして、膣内が激しく痙攣する。五条先輩の重みを感じながら、深い口付けを受け入れた。

余韻に浸る間もなく、再び揺さぶりが始まる。思わず逃れようとするものの、先輩はそれを許してくれない。

「なーに自分だけ満足してんだよ」
「は……っぁ、んぅ……」
「こっちは、まだなの」
「も……っ、やだ、もうイったからぁ……」
「俺は出してないって」
「そ、そんなぁ……んンっ」

私が泣き言を漏らすと、ズンッと強く穿たれて、抵抗の声はすぐさま喘ぎ声に変わる。

何度も絶頂を迎えて、僅かな休憩を与えられたのも束の間。腰を引かれる時の喪失感に、無意識に先輩に縋っていた。

奥に押し込まれた時のジンッと走る強い高揚感に陥落する。もう何も考えられない程気持ち良くて、気が触れてしまいそうだ。



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