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【呪術廻戦】薄夜の蜉蝣【R18】

第1章 背徳は蜜の味✿


背後でカチャカチャという金属音が聞こえてきて、慣らされた体はこれから与えられるであろう快感を期待して、ヒクンと震えた。

「挿れるよ……」
「……んっ……あぁっ……!」

傑お兄ちゃんの熱い塊が埋め込まれると同時に、私の口から悲鳴にも似た喘ぎが漏れた。一気にズンッと最奥まで貫かれ、目の前が眩む。

「ひゃぁ……やぁ、はげし……」

パンッ、パチュンッ、と肉同士がぶつかり合う音を響かせて、傑お兄ちゃんは激しく抽挿を繰り返す。

「あ……あんっ……だめぇ……」
「ダメじゃないだろう?こんなに締め付けておいて」

耳元で甘く囁かれて、子宮が痛いほどむず痒くなってくる。何度も同じ場所ばかり責められると、快感が膨れ上がっていく。

後ろから覆い被さるように抱きすくめられたまま、お尻だけを高く上げて揺さぶられる。

ドアに手をついて体を支えるのがやっとなのに、傑お兄ちゃんにお腹の辺りを支えられて、より深く繋がってしまう。

「あーっ、あっ、あ……っ」
「気持ちいいね?」

必死にコクコクと首を縦に振ると、「可愛い」と言われて項に吸い付かれる。同時に胸を揉み込まれて、何度も乳首を引っ掻くように弄られて、頭がおかしくなりそうになる。

「ああ、凄いな。どんどん締まってくる」
「やだぁ、言わないで……」
「私のが根本まで入ってるよ」

大好きな人の指が、二人の繋がっている境をなぞる。

羞恥心を煽るような言葉に、膣壁が痙攣したようにヒクついた。傑お兄ちゃんは私の反応を見てクスリと笑うと、そのまま動きを再開させた。

肌と肌がぶつかる音と、私の控えめな喘ぎ声だけが響く部屋で、私は押し寄せてくる快楽の波に身を委ねていた。

ずっと弱くイキっぱなしのような状態で、それでも絶頂を迎える度に、お腹の奥に力が入って硬い存在を感じてしまう。

傑お兄ちゃんは、私の首筋に顔を埋めながら微かに笑った。

「声を抑えないと、本当に誰か来てしまうかもしれないね」
「んん……っ、んぅ……ん……ッ」

そう言われても、声を抑えることに意識を向けると、余計に敏感な部分が刺激されてしまう。


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