第2章 -コトノホッタン-いざ、歌舞伎町へ
貴「..あの方ってどういうこと?誰を指しているの?」
...目の前にいる彼女から有力な情報?をGETした。
どうやら彼女は何者かに追いかけられているようだ。
「...そうですか、あの方の手下ではないのですね.....ってそれどころではないのですよ!た、助けてください!!」
彼女は私の自分について知らなさそうな言葉を聞いてホッと安心したようだが、
すぐに顔を真っ青に変えて訴えてきた。
貴「..ど..どういうこと!?..まだ追われているの..?」
「はい!!もうすぐここにも奴等は来るハズなんです!その前に..私をどうか助けてください!!お願いします...!」
....えええ!?か、歌舞伎町へ行くはずだったのに...!
でも彼女は本当に困ってるみたいだし....!
しばしの間、この二つに揺れたが結局私は...
貴「....わかった、貴女を助ける!ついてきて...!!」
...結局、後者を選んだ。
-----30分後-----
貴「.......っ!はぁ...はぁ......っ!」
「....っど....どこまでっ....行かれるのですか...!」
私達はかれこれ30分程、小道を走り抜けていた。
体力のある私とは違って、小柄な一般の女の子だ。
これだけ走ってまず疲れてない、ということはないだろう。
貴「.....取り合えず..休もっかっ!...」
私は小道の端に隠れれる場所を見つけ一呼吸をつけることにした。