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牧場物語へトリップⅡ

第14章 夏 十三日目


「あ、朝からっ!!?どれだけお盛んなんだよ。」
「仕方ねぇだろ?こんなにいい身体した可愛い恋人がいれば、時間なんぞ関係なくムラムラするってもんだ。それに、サクラは俺には従順だからな。」

えっと・・・私、何を見せられてんの?

「残念だったなぁ・・・誰かの野菜は奪えても、肝心の欲しいものは得られなくて。」
「な、何言って・・・。」
「サクラの身体は至宝だぞ?さ、行くぞサクラ。時間は有限だ。」

手を引かれ、洞窟の奥へと入って行く。

「トーヤさん、分かって煽ってましたよね?」
「あんなものは、可愛いマウントだろ。サクラを傷つけたんだ、あれくらいは許容範囲だ。さ、採掘始めるぞ。」


そして、本日の成果・・・

ダイヤモンド五個、ルビー三個、エメラルド三個、サファイア三個、トパーズ三個、金三個、銀三個、水晶三個

トーヤさんは、賢者の石を採掘していた。

「俺も、少しは成長したって事か。ただ、何で他がプラチナ六個なのか不思議なんだが。」
「また、一緒に来ましょうね?」
「そうだな。さ、帰るか。腹減った。昼は、何か精の付くものがいいな。」
「た、例えば?」
「そうだなぁ・・・肉?」
「トーヤさん、結構お肉食べてますけど全然太りませんよね?」
「仕事で結構体力使うし、家でもそうだからな。それに、最近、筋力付いた。」

それは、私も思っていた。元々、貧相ではなかったけれど、特に腕の筋力がアップしている。

「サクラは、俺の腹が好きだよな?」
「えっ?」
「無意識なんだろうが、朝、俺の腹筋撫でまわしてる。だから、俺も朝からムラムラする。前に言っただろ?そんな事されたら、朝から抱くって。」
「・・・すみません。本当に無意識です。」
「意外に、サクラの撫でまわし方が卑猥なんだよな。」
「か、重ね重ねすみませんでした。」
「別に、ムラムラさせられて放置じゃないから問題ねぇよ。しっかり、そのムラムラは解消出来ているからな。」

そうか、私の無意識が原因だったのか。無意識だから、どうしようもないのだけど。

「つ、次からは、拒否してください。」
「そんな勿体ないことする訳ないだろ。サクラは好きなだけ俺の身体を堪能出来るし、俺もサクラの身体を堪能出来る。真っ当にフェアだろ?」

違う・・・とは、言えなかった。
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