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バレーボール✖️恋

第7章 放課後デート?



その時ふと隣の席に座っていた男女2人組が視界に入る
私達と同じ年ぐらいの学生カップル。


その彼女の方の目が治君に釘付けになり、頬をポッと赤らめているのが目に止まった


ーーーーうんうん。そんな反応なっちゃいますよね。
私だって自分の向かいにこんなイケメンが座ってるのが未だに不思議で仕方ないもん。


それにしても治君、貴重なオフなのに私と時間を潰してて良いのかな……

口元を押さえながら向かいに座る治君に目を向けると、これまたハンバーガーを食べる姿も様になっている


ーーーーイケメンは何をしてても様になるんだなぁ。

このままCMにでもなりそうな絵面についつい見入っていると、パチッと目が合ってしまった


「・・・そんな見つめられたら穴空きそうやわ。」

『えっ、あ、、、ごめん、、、』

「嘘。ならいくら見られても悪い気せぇへんよ。」


『・・・・。
あ、あの……ずっと気になってたんだけど……。』

「ん?何?」

『治君はどうしてこんな地味で面白味のない私を構ってくれるの…?
今日だって私じゃなくて他に誘いたい人…いたんじゃない?』


治君には意中の人がいるのは知ってる。
だからどこまで踏み込んで良いか分からず曖昧に聞いてみた


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