• テキストサイズ

バレーボール✖️恋

第7章 放課後デート?



「治?」
「お、角名。」

長身の男の子が教室から出てきた

ーーーこの人確かバレー部の、角名君だっけ。前にバス停で一緒になった人だ。


その角名君の切長の目がじっ…と私の手元に向けられてるのに気付き、慌てて治君の手を振り解こうと腕を振ってみる

けど、

ちょっ、、全然離してくれない、、、‼︎
それどころかさっきよりも握る力が強くなったように感じるんですけど‼︎

手を離そうとしない治君に無言の圧を送ってみる
 


「・・・何?その手。見せつけてんの?」

「ん〜どうやろ?半々、ってとこやな。」

「半々?」

「見せつけ半分、あとの半分は牽制やな。」

「へぇ〜。牽制ね〜。」


角名君は切長の目をさらにスッと細めると、私を値踏みするかのような視線を向けてきた




/ 220ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp