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バレーボール✖️恋

第5章 夏休み


シャワーを浴び、ようやくさっぱりしたところで冷凍庫のアイスを物色する

今日はいっぱい動いて走り回ったし、、、

ふふ。と口元を緩めながら棒アイスではなく、その隣に鎮座する上品なサイズのカップアイスに手を伸ばす


『食べちゃおー。』


いつか頑張った時のご褒美に、ととっておいた高級アイス。
今日食べずして一体いつ食べるというのだ

フフン♪と鼻歌交じりにスプーンを手に取り居間に行くとーーー




「、えらいご機嫌やな?」

カタン ドスッ

あまりの衝撃にスプーンとアイスが手から落ちる


『し、、しっ、、信ちゃんっ⁈何で、、、⁇⁇』


居間いたのはお婆ちゃん、とその向かいに座って寛ぐ信ちゃんの姿があった。

思わず声が裏返り、ぱちぱちと目を瞬かせていると、



「信ちゃんさっき合宿から帰って来たんだって。ご苦労さんだったねぇ」


お婆ちゃんは信ちゃんにお茶を淹れようとしてるが、信ちゃんはお構いなく、とやんわり手で制している


え?
え⁇⁇
信ちゃん、わざわざ会いに来てくれたって事⁇
お婆ちゃんに、、、じゃないよね?
私に会いに、、、、⁇⁇
合宿から帰って来てすぐ⁇⁇
嘘、、、どうしよう、、、、

嬉し過ぎる、、、、‼︎‼︎


グルグルと思考が回りパンクしそうになっていると、



「、今から祭り行くか?」


ボンッ

パンク寸前だった思考がショートした



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