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バレーボール✖️恋

第5章 夏休み



翌日の放課後ーーー



『・・・・。』

「・・・・。」

『・・・・。』

「ーーーーチッ」

『治君。集中です。』

「〜〜〜っ」


治君は苛立ちを見せながらも再びノートにペンを走らせる


これは拷問に近いものがある
私が治君の立場だったら集中なんか出来るか‼︎と逆ギレしているかもしれない


というのも……
チラリ、と視線を周りに向ける

私の視線に気付いて慌てて視線を外す人もいれば、逆に睨み返してくる人もいる。

彼女達の目的は治君なのだ


どうやら治君のファンの間で放課後は図書室で勉強していると噂が流れたらしく、気付けば周りの席は女子だらけになっていた


彼女達はテスト前でも推し活に余念がないらしい。



ーーーー相変わらず人気者があるんだなぁ。
けどこれじゃあさすがに集中出来ないよね、、、

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