第3章 出会い
「ーーーー、、」
「ーーーー?」
ん?
人の声…⁇
図書室の奥の方から微かに声が聞こえた気がした
ーーー何だ、1番乗りじゃなかったんだ…。
少しだけ残念に思うも特に気にせず勉強にとりかかろうとノートを広げたのだけど…
その声は次第に大きくなっていき、とんでもない会話の内容に思わずペンを落としかけた
「ねぇ〜キスだけじゃ物足りなくなっちゃったぁ〜♡」
「部活の前はせーへんて前にも言うたやろ?てかもう時間切れや」
「えぇ〜〜もう⁈授業はサボるくせに部活は真面目に行くんやなぁ。」
「当たり前やん。バレーやる為に学校来とるようなもんやし?
せやからもう行くで。」
「つれないなぁ〜。ま、ええわ。ほな最後にもう一回だけキスして?そしたら行ってもええよ♡」
「はぁ〜しゃあないなぁ、、」
ーーーーなっ‼︎‼︎
あまりに過激な会話に思わず手で口を塞ぐ
ちょっ、いやいやいや、、、こんなトコで何してるのーーーー‼︎⁇
姿は見えないけど奥の本棚の方から甘い吐息が漏れている
待って…私ここにいたらヤバいんじゃ、、、、⁈⁈
鉢合わせする前に退散しようと腰を上げるも時すでに遅くーーー