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バレーボール✖️恋

第13章 2回目の夏



それまで黙っていた私の一言に、会話がピタリと止まり全員の視線が私に向けられる


『川遊び…とか釣りとか…。バーベキューしたり……?』


勢い余って切り出しはしてみたものの、柄にもない提案をしてしまい恥ずかしさが徐々に襲ってくる


川遊び、、なんてちょっと子供っぽ過ぎたよね、、、

上手く誤魔化す事も出来ず俯いたままギュッと手を握るとーーーー



「ええんちゃう?の口から川遊びとか釣りなんて出るのは意外やったけど、めっちゃ楽しそうやん!なぁ⁇」

「うん、いいんじゃない?デイキャンプ。自然の中で癒されそうだし。
俺もちゃんの案に賛成ー。」

「私も賛成〜‼︎‼︎」

「ビキニのオネーサンが見れんのは残念やけど、、、まぁええか。」



思いの外、皆んなの反応が良かった事にホッと胸を撫で下ろす


ーーー勇気いったけど…切り出して良かった。


今年の夏は楽しくなりそうだなぁ。
夏休みの話しで盛り上がる皆んなの笑顔を見ながらそう思った


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