第12章 告白
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「が好きや 1年の頃からずっと。
俺の彼女になって?」
治君の真っ直ぐな瞳が私を捉える
ーーーーえ、、、が好きって言った、、、⁇
もしかして……
私、今告白されたの……⁇
え?わ、私、、、、⁇⁇
治君の片思いの相手って、、、私だった、、、⁇⁇
なかなか理解出来ず、口を半開きにしたまま固まっているとーーー
「すまん、こんな時にと思ったんやけど我慢出来なくて言うてしもうたわ。」
照れくさそうに笑う治君の耳はほんのり赤くて、私まで伝染ったように顔が熱くなっていく
『う、、ううん……。その、、ちょっとびっくりしちゃって……』
「の性格はよう分かっとるし、焦って今答えんでええよ。困らせたかったわけちゃうし。
あ、でもこっからはストレートに気持ち、伝えてくで?
んで俺の事男として意識させてを堕とす!どや?なかなか良い作戦やろ?」
『・・・そういう作戦ってあまり本人には言わないものだと思うんだけど……。』
「そうかもしれへんけどは鈍いからちゃんと思った事口にせなあかんなと思って。この1年でよーーく分かったわ。」
『ゔっ、、私ってそんなに鈍いのかな?』
「自覚ないあたりかなりの鈍さやで?
同じクラスん時結構アピールしてたつもりやったんやけど、、、まぁあん時はーーーー」
『・・・?』
会話が途切れどうしたのかと首を傾けると、治君はフッと眉を下げて口元に笑みを浮かべた
「あの頃のは北さんの事しか見てない感じやったから。
どんだけアピールしたところで玉砕すんのは目に見えてたからな、気持ち抑えてる部分はあった。」
『えっ、、?』
ようやく引いてきていた顔の熱がまた一気に熱をもつ
確かにあの頃は信ちゃん一筋だったけど……
そんな周り見えてない感じだった……?
動揺する私を見て治君は「ホンマわかりやす(笑)」と呟くとゴロンとベッドに仰向けになった