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バレーボール✖️恋
第7章 放課後デート?
ーーー治君も信ちゃんに気付いてる。
だから鉢合わせしないよう気遣ってくれてるんだ
『・・・ありがとう。でもこんな雨だし…。』
傘を打ちつける雨は強く時折吹く風が身体を濡らしていく
私より濡れている治君はこのままじゃ本当に風邪を引いてしまうかもしれない。
そんな事を考えてる時だった
「治くーん!」
バス停の方から治君を呼ぶ可愛い声が聞こえてきた
治君はハァ…と息を吐くと
「すまん、俺の方がバレてもうたらしい。」
申し訳無さげに呟いた。
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