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婚外恋愛

第1章 逢瀬その1


数週間後…。
磯田からメールが届いた。

「今日、会わないか?」
「うん、いいわ」

美智は別に用事もなかったので会うことにしたのである。
お気に入りの小さな花柄が描かれているワンピースを着て足元はヒール姿だ。

このワンピース姿を磯田に見せたかったのだ。
気に入ってくれると良いな、と思っていたのである。

この日も磯田は美智の家の近くのコンビニに車を停めて待っていた。

磯田のランクルがそこにはあった。
美智は磯田を車に中に見つけると手を振って見せた。

助手席に乗り込む美智。
磯田は黙って車を走らせた。

「お疲れ様」

美智は嬉しそうにそう言った。

「これからホテルいかないか?」

磯田が早々こう言ってきた。
美智は内心とてもドキドキしていたのだ。

「うん、いいよ。行きましょう」
「じゃ、コンビニで買い物していこうか」

「うん、そうね」

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