第5章 逢瀬その5
その言葉を聞くと益々美智の身体を強く突いて行った。
「み、美智…」
そう大宮は言うと身体を少し震わせると美智の身体の奥深くへと射精していった。
大宮のペニスがピクピク動くのを美智は感じていた。
それと同時に美智の膣も激しく痙攣していた。
美智はとても満たされていた。
「たけちゃん、ありがとう…」
「うん…」
そう言葉を交わすと二人はまたキスをしたのだ。
癒しの音楽が二人を包んでいた。
二人の関係は暫く続いたのである。
◇
数か月後…。
大宮から1通のメールが届いた。
「来月から大阪に転勤になったよ。もう、美智と会えない。そう思うと辛くなる」
そう、書かれてあった。
美智は信じられない気持ちでいっぱいだった。
折角、仲良くなれたのに…と、思っていたのである。
「美智、今晩、善で会わないか?」
「うん、いいわ」
善に行くと大宮がすでにカウンターの席で待っていた。