第5章 逢瀬その5
「は、早く…ち、頂戴…」
自分の口からこんな言葉が出てくるとは思っていなかった。
大宮はそれを聞くと自分のペニスが益々固くなってゆくのを感じていた。
素早くトランクスを脱ぐと自分のペニスにコンドームを付けた。
大宮は美智の脚をM字に大きく開らかせた。
そして、自分の大きくそそり勃ったペニスを身体の奥深くへと挿入れていった。
「うっ、う、ん…」
美智の口から快感とも苦痛とも取れる声が聞こえてきた。
「は、花柳さん、し、締まりがい、いいね…」
大宮はそう言うとゆっくりとピストンをしていった。
美智の身体の奥深くへとピストンを繰り返してゆく。
その度に、美智の口から喘ぐ声が聞こえてくる。
今、自宅のソファーで夫とは違う男性とセックスをしている…そう思うだけで身体が感じてくるのを美智は抑えることができなかった。
美智は気が遠のくのを感じていた。
「た、たけちゃん、い、いい…も、もっと、つ、突いて…」
その言葉を聞くと大宮はもっと奥深くへと自分のペニスを挿入れていった。
美智は半分泣きそうな声を出していた。
それくらいに感じていたのだ。
二人の荒い息遣いが音楽と共に部屋に響いていた。
「い、いやぁ、た、たけちゃん、、も、もう、い、逝っちゃう…」