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【WR】キミに溺れて≪梅宮≫
第1章 再会
「……」
「この間からここで、お世話になってるの。で、今日はもう上がりなので、また今度ね」
梅ちゃんの目の前を歩きながらカウンターにいることはのところに向かった。
「ということで、私あがるね」
心配そうに私を見ることは。
「いいの?」
―――いいの?
ってそれは何に対してなのか――。
ニコッと笑いながら“なにが?”っと聞き直した。
でも、ことはからは次の言葉はなかった。
「お疲れさまでした~」
そう言いながら、梅ちゃんの横を通り過ぎドアを開けた。
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