【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
帯「そういう事だ。本来なら俺は止めなければならないが、今はサスケ達の力がどうしても必要だ」
そう言い終えたと同時に、森を抜けると、深い巨大な穴が口を開けている。
側面にはいくつも窓がある。
下には、象のような大きな生き物の骨が埋まり、奥に洞窟が続いていた。
帯「しばらくの間、俺が使っていたアジトだ。ここでサスケを待つ」
鈴「すぐにナルトくんの所に行かなくていいんですか?」
リンが不思議そうに首を傾げると、オビトは”あぁ”と言って頷いた。
帯「まだ五影会談まで時間がある。心配はいらん。何かあればゼツから知らせがくる」
鈴「えっ!?ゼツさんが?」
オビトとリンは洞窟内に歩みを進めていく。
リンは驚いたように目をパチクリさせている。
帯「宿に泊まった時、一度俺が外に出ていただろう?あの時、ゼツに会っていた」
鈴「そうだったんですか!」
リンは納得し、笑って頷く。
帯「さて、これから忙しくなる…」
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