第12章 Dawn３３.狩鷹と死蜂

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鈴｢サ、サスケくんとそんな約束を…｣

帯｢あぁ｣


オビトとリンは、鉄の国へと歩みを進めている間、オビトからサスケとの”契約”の話を聞いていた。


鈴｢八尾の代わりにダンゾウ抹殺の手引きだなんて…。イタチさんはこのことを…？｣

帯｢もちろん知らない｣

鈴｢それならイタチさんに知られても問題なくないですか？だって、イタチさんもダンゾウを…｣


もうすぐ年中真冬で雪の積もる鉄の国が近いため、白い息を吐きながら会話を続ける。


帯｢いや、あくまでサスケはダンゾウを殺す理由として”兄の復讐”と言った。あの時、仕留め損ねたからではなくな｣

鈴｢つまり、復讐と言えばイタチさんに止められる…。だからサスケくんはイタチさんに言えないのね｣


リンは納得したように頷く。


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