【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第10章 Dawn31.それぞれの今と世界の今
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鈴「マダラさん…いっつも写真に写る女の子を見てるんです」
鼬「写真…?女の子…?」
鈴「その写真には、白髪の眠たそうな目元の男の子、その隣に紺の髪にゴーグルを頭にした男の子、真ん中には茶髪のショートカットでほっぺに紫のペイントをした女の子、その後ろには金髪の男の人…。金髪の男の人は木ノ葉にある顔岩と顔がよく似ていたから、たぶん火影だった人です」
鼬「なるほど…」
鈴「それで…っ、それでね……」
鼬「ゆっくりでいい。聞いてるから…」
鈴「はい…。それで…マダラさんはそこに写る女の子を見つめてるんです…っ。誰なのか聞いても答えてくれなくて…。いっつも寂しそうな顔してその子を見てましたっ…」
鼬「リン…」
鈴「たぶん…マダラさんはその女の子のことが今でも忘れられないんです…っ。だから私は…代わりなんです。マダラさんにとっての永遠の恋人は…あの子だからーー…」
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