【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼
佐「俺…兄さんの本当の笑顔が見たいだけで…」
兄の泣いている理由がわからないサスケは、肩を揺らしながらうつむき続けるイタチに一歩ずつ歩み寄る。
鼬「俺は…お前に……」
すると、唐突にイタチの両腕がサスケの方に伸び、強く弟を抱きしめた。
佐「兄…さん?」
鼬「何もしてやれてなかった…っ!」
イタチがしゃくり上げながらそう叫ぶと、サスケの身体にその振動がズンと伝わる。
鼬「この2年間お前と共に暮らして…っ、あったはずの時間を取り戻そうと…サスケ……必死に俺は兄としてっ…、そばにいた。もう悪夢のような日々を忘れて普通の兄弟として過ごせることを願った…っ。でも、お前はまだ暗闇にいたんだな…」
イタチは弟の頭を自分の肩に押し付ける。
あんなに笑っていたサスケもただじっと兄に耳を傾け、身を任せていた。
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