【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼
鼬「なぜ…なぜそんなことを!?」
イタチはようやく出せた声を張り上げる。
佐「なぜ?なぜってーーー…」
訳の分からなそうな表情で、逆に今度はサスケが驚いて首をかしげた。
佐「喜ばないのか?」
その顔は純粋だった。
無垢な子供のようにただきょとんとしていた。
鼬「誰がーー…」
イタチはおもむろに顔をゆっくりと下げた。
鼬「誰がそんなものを見て喜ぶと思ったんだ…」
うつむきながらポロポロと雨のように落ちる涙。
イタチの目は悲哀に満ち、その感情に従って床を濡らした。
鼬「どうして…っ、どうしてそんな…」
嗚咽が止まらない。
握りしめた拳が痛むが、そんなことより心が深く痛んだ。
佐「泣いてるのか…?何で…?兄さんが…泣いてる?」
サスケが首の入った袋から手を離すと、ゴトンと鈍い音をさせて転がる。
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