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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼





佐「ダンゾウの首だ。兄さんのために取った」


サスケはまだ晴れやかな顔で笑っていた。

ダラリと重力に従って揺れる気味の悪い生首。

その黒髪を鷲掴みにしながらイタチの目の前にそれを差し出す。

イタチの目とダンゾウの死んだ目が合う。

しかし、褒められるのを待っている子供のように純真無垢な弟。

その姿に、イタチは初めて恐怖を覚えた。

イタチの足がジリジリと無意識のうちに後退していた。


佐「どうして逃げる?兄さん…。喜べよ!アハハ!!」


驚愕と恐怖をその顔から滲ませる兄を追い詰めるように、サスケは笑い声を上げながらイタチの部屋へと足を踏み入れた。


佐「こいつ…意外に面白かった。俺に刺された時、もう虫の息で…ククク…。幻術にも気付かずに『お前も死ぬがいい』とか戯言ほざきやがって…。マヌケな奴だ」


瞳孔が開き、興奮する心と身体を必死で押し殺しているサスケ。

だが、その顔から不気味な笑みが剥がれることはない。

イタチはその様子に愕然としながら変わり果てたサスケをただ見つめていた。


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