【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼
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本アジトの全ての部屋の整理が終わり、イタチは1人、自室でくつろいでいた。
リクライニングチェアに座り、本を読みふけるこの時間が彼のゆとりある時間であり、何も考えずに心を落ち着かせる事のできるひとときだった。
タンー…タンー…タンー…
そこに、一定のリズムを刻む足音が彼の耳に入ってきた。
そのリズムはいつも聞いていた音で、誰がそれを踏み鳴らしているのかすぐにわかった。
その音がどんどんこちらに近付いているのに気付いたイタチは、本をパタリと閉じ、小走りでドアに近付いて扉を開けた。
鼬「サスケ…!」
佐「ただいま、兄さん」
子供のように無邪気にニコニコして自分を見上げる目の前の弟に、とんでもなく愛情が溢れてしまう。
鼬「おかえり」
イタチが弟の頭をポフッと撫でると、サスケはいつも以上に輝いた笑顔を見せる。
まだサスケが幼かった10年前に戻ったような感覚に駆られた。
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