【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼
サスケはゆっくりと眼を閉じた。
己の中にふつふつと湧き上がる怒りを必死に押さえ込み、歯をくいしばって堪える。
佐「もういい。お前は殺すと決めている」
しかし、ダンゾウは何も言わず、冷徹なその瞳でサスケを見つめながらゆっくりと3つの印を組んだ。
ザッ!!!
ダンゾウが地面を蹴ると、足元に乱雑に落ちていた包帯や封印の金具がホコリのように舞った。
目にも留まらぬ速さでサスケの目の前まで来たダンゾウは、右手の拳を強く握りしめた。
ドッ!!
団「!?」
しかし、その拳でサスケの身体に傷をつける事は出来なかった。
団(これは…)
サスケとダンゾウの間には、紫のチャクラを纏った大きなろっ骨ー…須佐能乎。
その骸骨は何物も通さぬ強固なものだった。
チャクラは燃えているかのようにメラメラとその勢いを増す。
とてつもない殺気にダンゾウは一歩距離を取った。
その瞬間、ダンゾウが認識しない内に彼の身体がくの字に曲がった。
団「ぅぐっ!」
ダンゾウは勢いよく須佐能乎の右手に鷲掴みにされ、もがいてももがいても身動きが取れなくなっていた。
身体からミシミシと骨の軋む音が鼓膜を揺らす。
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