• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第15章 Dawn36.写輪眼と写輪眼





ダンゾウの右腕は白い包帯でぐるぐる巻きにされ、その上から金色の大きな金具が3つ取り付けられている。

金具の一つ一つは腕を挟み込むように閉ざされ、簡単には開けられないよう指程の太さのネジと封印術が仕込まれていた。


団「2人で奴を引きつけておくのだ」


ダンゾウが封印術を解き、ネジを外すとガチャンと腕から金具が重低音を立てて落ちる。


帯「やる気だな…」


オビトも腕組みをやめて構えを取る。


団「マダラ…奴の能力は未知だ。用心しろ」

フー.トルネ「「ハッ!」」


ダンゾウの言葉に、2人は気合いを入れた。


フー「トルネ、常に互いを援護しつつ攻める」

トルネ「わかっている」



ザッ



2人が同時に地面を蹴った。


トルネ「ここだ!」


トルネがオビトに向かってクナイを物凄い速さで投げつけると、オビトはバク転しながら華麗に避けていく。


帯「!」


オビトが地面に着地しようとした瞬間、不意に後ろに気配を感じた。


フー「心転身のーー…」


フーは両手の平を開けて親指と人差し指で三角形を作り、オビトに狙いを定めた。


帯「とらえられるか?お前に」

フー「何!?」


オビトの身体がまるで水中かのように柱に沈んでいき、彼の姿が完全に消えた………


_
/ 284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp