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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第14章 Dawn35.鮫と蛸





鬼「だから…”尾のない尾獣”などと呼ばれていましてね…」


鬼鮫の傷口が完全に塞がると、ボロボロになった”暁”のコートを脱ぎ捨てた。


「鬼鮫…」


すると、鬼鮫の背後から聞き慣れた声が響く。


鬼「もう終わりましたか、イタチさん。あとはこの目の前のタコだけですねぇ」


鬼鮫はニヤニヤしながら目の前のキラービーから目を離さずに、背後の者と話す。


鼬「いや、どうやらそうでもないらしい」


姿を現したイタチは鬼鮫の隣で足を止めた。


鬼「…どういう事です?」


鬼鮫がイタチの言葉に疑問を感じると、ようやく相棒の顔を見る。

すると、イタチは何を言うでも無く、スッと右の手の平を表に向けた。



キーーーーーーッ!!



頭上で鷹が甲高い声で一鳴きすると、イタチの手に青い巻物を落として飛び去った。



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