• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第14章 Dawn35.鮫と蛸





ーーーーーーーーー…



サブ「…ぐぅ……」


サブちゃんとその相棒ー…アライグマのポン太を幻術で眠らせたイタチ。

彼はサブちゃんとポン太を木の幹にロープで縛り付けた。


鼬「しばらく大人しくしていてもらうぞ」


片手で印を組むと、瞬身の術でその場から消えたーー…







ギチチチチチーーー…




鬼「おや、もう終わりですか」


鬼鮫は背後から迫ったキラービーの鋭い刃を鮫肌で受け止めた。

キラービーは少し息が荒く、無理矢理その刃を鮫肌に押し込む。

鬼鮫の左肩にはビーの刀が深々と突き刺さっていた。


蜂(どういうことだ…。俺の超ビブラート雷遁刀が貫通しない…?)


ビーは顔色を変えず、頭の中で冷静に分析を始める。


鬼「先程、アナタが陽動で投げた刀で私を挟み込んだ素早い判断力は認めましょう。しかし…その陽動の刀は私の肩に刺さり、アナタの刃もこうして止められている…」


鬼鮫がニヤリと笑うと、冷静だったビーはクッ…と苦虫を噛み潰す。


鬼「良い顔するじゃありませんか…」


鬼鮫が左肩に刺さった刀を抜き捨て、不気味な笑みを浮かべると、キラービーは背筋をゾクリと悪寒が伝う。

その瞬間、鮫肌が包帯を突き破り、その隙間から大きな鱗を覗かせた。


蜂「!?」


危険を本能的に感じ取ったキラービーもとっさに後方に跳び、距離を取る。


_
/ 284ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp