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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第14章 Dawn35.鮫と蛸





万全とまではいかないが、かなりチャクラも体力も回復した。

水月と重吾はアジトの建設をしているデイダラとサソリを手伝いに向かっていった。


鈴「それで、何て書いてありますか?」


3人が巻物を持つオビトの周りに集まると、すぐにリンが首を伸ばして覗き込む。

しかし、そこには象形文字のようなものが羅列してあるだけだった。


鈴「よ、読めない…」

佐「写輪眼じゃないと読めないようになってるな」


そう言ったサスケの瞳はいつの間にか赤かった。

オビトも写輪眼でじっと読み始める。


佐「八尾…発見!?何で兄さんが?」


サスケは驚いたように眼を見開く。


帯「失敗した弟の尻拭いを兄がやるのは当然だ」


オビトが落ち着いて言ったのと裏腹に、サスケはキッと彼を睨んだ。


鈴「それよりこっちは?」


リンの指の先には地図が描かれ、五影会談の会場のような絵の左に小さく赤いバツ印がしてある。


香「このバッテンの所にサスケの兄貴と鬼鮫…だっけか?がいるってことじゃ?」

佐「だろうな」


解読を終えると、オビトは片手で印を組み、手の平から炎を燃え上がらせ、巻物を焼却した。

仲間の居場所がわかる物は残らないようにするのは忍の鉄則だ。


帯「よし、ダンゾウを追うぞ」


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