第13章 Dawn３４.五影と未来

ズズーー…


ズズズズズズズーーー…



照｢！？｣



何の前触れもなく、水影の身体からもこもこと白いスポンジのようなものが浮かび上がってくる。


照｢これは…さっきの”暁”！私のチャクラを吸って成長して…｣


白ゼツは雷影にやられる寸前に、胞子の術で彼らの身体に胞子を付着させていた。

この時限式の術が運良く今発動した。

水影はすぐに口から溶遁を吹き出し、身体から剥がそうとするが、なかなか剥がれない。

すると、チャクラを充分に吸った白ゼツの形をした胞子がモゾモゾとサスケに近付く。


佐｢な、何だ、くそ！｣


サスケの身体に肩まで貼り付くと、だんだんと身体が軽くなり、疲労と傷が癒えていく。


佐(チャクラが…急速に回復していく…。よし、今なら…)

佐｢ハァァア！！｣


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