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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第13章 Dawn34.五影と未来





サスケがユラユラと身体を起こした。

須佐能乎で防御していたとは言え、ダメージはかなり大きい。


そして、一枚壁を隔てた向こうでは既に水月と重吾が捕らえられ、香燐は攻撃系の忍ではない為、援護は無理そうだった。


照「沸遁:巧霧(コウム)の術!」


水影が口から息を吐くと同時に、辺りに白い霧が広がった。


佐「!?」

佐(須佐能乎が…溶けているだと?)


ジュワリと徐々に溶け出す須佐能乎を見て危険を察知したサスケは、最後の力を振り絞った。


佐「ハァアアアアア!!!」


ぶわりと少しだけ完全体に近づいた須佐能乎だが、すぐに弱々しくなってしまう。


佐「くっ…そ…」


サスケはドサッと膝をつき、荒々しい呼吸を繰り返す。

雷影との戦闘で既にサスケの限界をとうに超えていた。


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