• テキストサイズ

【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第6章 Dawn27.幻と桜





「おいおい。囲まれてることぐらい気づけよなぁ」


しかし、後ろにも彼の子分であるらしい忍二人が立ちはだかっていた。

リンは唇を噛み、二人を睨みつけた。


「ようやく見つけたぜ」


屈強な男が舌なめずりをし、ギラリとリンを見つめた。


鈴「アンタたち…何で私が輪廻眼だって知ってるの?」

「そりゃ愚問だぜ、お嬢ちゃん。2年前の"太陽の革命"を起こした"暁"ってんなら、今や知らねぇ奴ぁいねーだろぉ」


忍は豪快に笑う。


鈴「だからって…」

「そうだなぁ…。あえて言うならビンゴブックか」

鈴「ビンゴブック…?」


リンは眉をひそめた。


鈴「それなら私の名前はとうに消されたはず。確かに2年前まで"暁"は犯罪者扱いだったし、ビンゴブックにも載ってた。でも、"太陽の革命"以降、"暁"は全員、ビンゴブックから削除された」

「あぁ。確かにそうだなぁ。だが、そりゃオモテのビンゴブックの話だ」


忍はニヤリと笑った。


鈴「どういう意味…?」

「まだわかんねぇか?オモテのビンゴブックから消されたってことは…ウラのビンゴブックに載ったってことだ」


_
/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp