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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第13章 Dawn34.五影と未来





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香「これは!」

佐「どうした?香燐」


一方、八尾狩りに失敗したサスケ達”鷹”は黒いローブを身に纏い、五影会談の会場へ潜入していた。

その主な目的についてはオビトから説明されていないが、サスケにとってはあわよくばこの場でダンゾウを殺せる…それだけで十分だった。

”太陽の革命”でハラワタが煮えくり返るような思いをしたサスケを、一刻も早くダンゾウを葬りたいという純粋な殺意だけが突き動かしている。


香「侍達の動きが慌ただしくなった。ウチらを探してるみたいだ…」

水「えぇ?どうして…。僕ら見つかるようなマネしてないよ!」


水月は訳がわからなくなって慌てている。


重「ゼツ…あいつだな」

佐「おそらくな。急に気配が消えたと思えば…。マダラの奴…俺達に無理にでも暴れて欲しいらしい」


すると、カシャカシャと鎧の擦れる音が響き出した。


水「マダラの言っていた鉄の国の”侍”たちだね。どうすんのーサスケ。雑魚の相手もしてちゃキリ無さそうだけど」

佐「邪魔する奴らは全て敵と見なせ。俺達の前に立ちはだかるなら…」


サスケはそう言うと、侍達が向かってくる方向を見ながら刀をギラつかせた。


水「君って本当…お兄さんの事になると途端に物騒になるよね~。まぁ、サスケらしいけど」

重「戯れ事は片付けてからにしよう、水月」


重吾のその言葉を皮切りに、サスケ、水月、重吾は侍達に向かって行った………


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