【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第13章 Dawn34.五影と未来
絶「しょ、しょうがないなぁ~。じゃあヒントでーー…」
雷影は本当に容赦なくゼツの首を片手で簡単にへし折った。
あんなに饒舌だった白ゼツが全く無口になってしまった。
雷「シー!始めろ!」
C「はっ!」
シーと呼ばれた雷影親衛隊である金髪の端整な顔立ちの男は、すぐに印を組んで感知を始めた。
同時に、幻術が解けたミフネも両隣の侍に指示を飛ばす。
C「雷影様!」
シーがサスケの居所を掴むと、雷影は「よし!」と言って青の方に目を向けた。
雷「霧の隻眼…!」
青「なんでしょう?」
雷「お前は火影を見張ってろ!シー、ダルイ!行くぞぉおおおお!!!」
ドガァアアアァアアアアア!!!
強烈な右ストレートが後ろの壁を粉々に粉砕し、大穴が口を開けた瞬間、雷影はそのまま走り去ってしまった。
怠「机とか壁とか…すみませんね」
白い髪に浅黒い肌に眠そうな目をした男ー…"ダルイ"は、朗らかに苦笑いしながら周りの人々に謝罪した。
C「こら、ダルイ!そんな事はいい!早く行くぞ!」
シーにたしなめられ、その場からすぐさま2人も雷影の後を追って行った………
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