【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第13章 Dawn34.五影と未来
青(何か釈然としない。この状況…。確かめてみるか)
右目に眼帯をしている初老で背が高く、薄い水色の髪の男”青”は、水影の親衛隊の1人である。
彼はその経験の豊富さからいち早く何か変な違和感を感じ取っていた。
青「長十郎…」
青は隣にいる少年ー…”長十郎”に小声で話しかけた。
彼は耳当てのような物をいつも身に付け、背中には忍刀の一つ”ヒラメカレイ”を背負っている。
青の言葉に、憧れの水影をずっと見続けていた長十郎はハッと我に返った。
青「戦闘の準備をしておけ」
長「!」
長十郎が素早くヒラメカレイに手をかけると、青も同時に印を組んだ。
青(白眼!)
すると、青の眼前に普通の目で見ている光景とはまるで違う景色が写し出された。
青(こ、これは…!どういう事だ!)
その視線の先にはダンゾウ。
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