【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
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鼬「ーーーー…という訳だ」
小「そう…。それで私もーー…」
鼬「小南さん、あなたもメンバーの一人だった。もちろん、答えは決まっているとは思うが…」
小「えぇ。決まっているわ」
雨隠れの里。
今は亡きペインとよくいた、里で一番高い塔の最上階。
三方位にしか壁のない部屋では、壁のない一方位から雨がザアザアと吹きかけている。
イタチと鬼鮫は”暁”再結成のメンバー集めのため、ここを訪れていた。
もちろん、かつてのメンバーー…小南を再び勧誘するためだ。
しかし、小南の返答はーー…
小「ごめんなさい。行かないわ」
鼬「…っ!?本気ですか?」
鬼「あなたなら当然来るものだと思っていましたが…」
その返答に、イタチはもちろん鬼鮫も驚いて目を見開く。
鼬「他のメンバーはもうみんな集まって今この塔の下で待っていますよ」
小「そう…。でも、私はここを離れられない。私はここの里長よ」
鼬「そうだとしても…なぜです?」
小南はイタチの当然の疑問に、悲しそうに少しうつむいた。
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