【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
香「っっ!」
佐「香燐!」
バチチチチチチチ!!!
サスケは間一髪で香燐の真上に襲い来るタコ足をぶった切る。
切られた短いタコ足は水中に消えていった。
佐「!」
しかし、香燐の後ろから黒炎を纏ったタコ足が彼女の背中を叩きつけた。
香「キャッ!!」
水の上に投げ出された香燐の背中に黒炎が移り、香燐を燃やし尽くさんとごうごうと燃える。
佐「くそ!黒炎が!」
重「早くここから逃げないと俺達も黒炎に燃やされるぞ!!」
すると、サスケが鬼気迫る表情で重吾をギッと睨みつけた。
佐「だが!香燐を置いていける訳ないだろ!!」
重「サ、サスケ…」
その間にもうつ伏せに倒れ、ピクリとも動かない香燐は、水中へとどんどん沈みゆく。
佐「香燐…!」
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