【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
重吾はそう言うと、呪印化させた右手をサスケのあばら骨が見える胸を埋めるようにして、身体を与えていく。
蜂「幻術を解くには、己のチャクラを乱して目を覚ましてくれる相棒が必要だ。俺様の相棒は俺の中の八尾。尾獣をコントロールした人柱力には幻術はきかねぇ」
キラービーの身体から皮膚がペリペリと剥がれていく。
それと同時に、キラービーから発せられるチャクラがどんどん膨大になっていった。
香「くっ…」
迂闊だった。
キラービーが八尾を己の力とした事は既に知っていた。
聡明な香燐なら、冷静に考えればすぐにわかる事だったのだ。
蜂「八尾でちびれ!おチビ共♪」
どんどん身体が変化し、大きくなったと思った時には既に遅し。
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