【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
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蜂「その眼…写輪眼…。幻術か」
やっとの事でキラービーを幻術にはめたサスケの後ろで、ドサリとキラービーが倒れた。
香「よっしゃああ!!」
香燐がガッツポーズすると、戦闘の中で池ポチャしていた水月が水面から顔を出して笑う。
サスケはこの戦闘で使い過ぎた右眼を手で押さえ、背後で倒れているキラービーの方を向いたーー…
蜂「雷黎熱刀(ラリアット)!!!!」
ドゴォオオオオオォオオ!!!!!
香.水.重「「「!!」」」
八「ウィイイイイイイイイ!!」
キラービーの雄叫びと共に、サスケの身体が血飛沫の中で舞う。
とっさに重吾が跳び、吹っ飛ばされるサスケを抱えた。
佐「ぐっ!」
着地の衝撃で激痛が走り、うめくサスケのもとへ香燐が走り寄る。
香「なっ!?」
重「身体の首と胸の部分が内臓ごとふっとんでいる」
想像以上の深手に香燐はしばらく唖然としていたが、ハッと我に返ると、すぐに自分の胸元を乱暴に開けた。
重「香燐いい…。俺がやる。今のお前のチャクラじゃ無理だろう」
噛み跡だらけの香燐の胸元を重吾が”閉じろ”と促す。
香「何をする気だ?」
重「サスケの身体と同化して、俺のチャクラと身体を分け与える。俺の呪印と適合できたサスケの身体ならできるはずだ…」
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