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【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】

第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂





しかし、屋根から木々が次々と伸びてきてオビトとリンを瞬時にぐるぐると拘束した。

ヤマトは床に手をつき、木造の部屋の木々を自由に操っていた。


鈴「マダラさん!」

帯「大丈夫だ。問題ない」


リンは少し焦ったように声を張り上げたが、オビトは微動だにせず全く動じていない。

オビトの後ろには、いつの間にカカシが雷切を左手に発動させていた。


帯「さすが…写輪眼のはたけカカシだ。……速い」

案「悪いが、お前らは何をするかわかったもんじゃないからな。ここから動くな」


カカシは威圧的な声で静かに言ったが、オビトはふんっと鼻で笑う。


帯「ククク…。俺は別に簡単にいくとは思ってないよ。俺にも計画ってもんがある。それよりも今は話がしたい」

案「話…?」


すると、リンが口角を上げて薄っすらと不敵な笑みを浮かべながらナルトを見た。


鈴「今あなた達が話してたサスケくんの話よ」

鳴「サ、サスケの!?」


リンは表情を崩さずゆっくりと頷く。


帯「サスケは自ら八尾を狩ることを選択した…。サスケの話をする上で、イタチのことは避けては通れない。まずはイタチの真実から聞いてもらう」


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