【NARUTO】Break&Peace ⑵【うちはオビト】
第12章 Dawn33.狩鷹と死蜂
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ナルト、カカシ、ヤマトは火影の五影会談参加に際し、鉄の国までの道のりの火影護衛を任されていたため、この鉄の国を訪れていた。
ダンゾウこと火影は根直属の暗部に常に守られているため、3人は追い払われるように火影が泊まっている宿屋から少し離れた別の宿屋に宿泊している。
鳴「ど、どういうことだってばよ?」
ナルトたち3人は6畳程ある一室で、ちゃぶ台を中心にして座っていた。
この部屋は畳でふすまを隔てた向こう側はまた別室になっている。
一番北側の部屋で、柵のついた大きな窓の外はしんしんと雪が降っている。
案「そのままの意味だよ。サスケが雲隠れのキラービーを襲った…」
山「確か、キラービーは雷影様の弟ですよね?この事は既に…」
ヤマトはあごに手を当てると、カカシの方を向いて聞いた。
案「知ってるよ。そもそも、雲の”ダルイ”という忍が俺に伝えに来た。木ノ葉の方も気を付けた方がいいってね」
鳴「意味わかんねぇってばよ!それに、サスケがなんで…」
案「おそらく、キラービーが八尾の人柱力だからだろう」
鳴「だからって…」
ナルトが意味わからなそうに首を傾げると、ヤマトが人差し指を立てて答える。
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