• テキストサイズ

僕の妹~千尋~

第12章 真実



エディは僕からしたら隣のおじさんみたいな感じだったのだ。
ただ、千尋の父親には違いなかった。

エディにLINEをしてみる。

「エディ、今度千尋の事で相談したいことがあるんだ。クリスマス休暇に日本に来てくれないだろうか?」

僕は、エディからの返事を待った。
返事は暫くしてから来たのだ。

「やぁ、拓海くん、千尋のことで相談かい?分かったよ。裕美も日本に行きたがっているから、今度のクリスマス休暇に日本に行こう。一緒にクリスマスと新年を祝おうじゃないか」

「エディ、ありがとう。来るのを待っています」

僕はそうエディに返信した。
アメリカではクリスマス休暇は12月20日辺りから取るらしい。

きっと20日辺りにエディと裕美は日本に来るだろう。
僕はエディ達が来るまでの間、千尋とクリスマス気分を愉しんだ。

二人で夜のみなとみらいに出かけてみた。
みなとみらいのランドマークタワーの中には巨大な煌めくクリスマスツリーが飾られていた。

道行く人は恋人同士ばかりの様だ。
僕たちは夜のみなとみらいの夜景を愉しんだのだ。

千尋ははしゃぎ、僕や二人の写真をスマホで撮っていた。
そんな事をしている間に12月21日になった。

エディと裕美が日本にやってくる日だ。
エディからLINEが来る。

/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp