• テキストサイズ

僕の妹~千尋~

第5章 相談



キンキンに冷えたビールだ。

「お疲れー!!」

そういうと僕たちはビールを飲んだ。

「あぁ、うめぇな、これだけ暑いとビールが旨いや」
「そうだな、本当に暑いもんなぁ」

僕たちは枝豆やら冷ややっこやら、サッパリした物を頼んでいた。
その枝豆を食べながら誠が聞いてくる。

「で、相談てなによ?」
「え?」

僕はちょっと口ごもった。
そんな姿を見て誠はニヤケている。

「実は、妹の事なんだけどさ…」
「あ、例のいきなり20歳の妹ができたって話しの女か?」

「そんな言い方するなよ、僕の妹だぞ」
「悪い悪い」

誠はそう言うと笑うのだ。

「その妹なんだけどさ、最近妙に気になって仕方ないんだ…」
「あん?惚れたか?」

僕はその言葉を聞くと耳まで赤くなるのを感じていた。
そんな姿を見て誠は益々ニヤケている。

「そうかも知れない、僕はどうしたらいいんだろう」
「別に構わないんじゃねぇの?」

/ 97ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp