第4章 恋
「今日はヨガ教室に行ってきたんだ」
「そうなんだ」
「ヨガは楽しいよ…」
千尋はそう言うと笑うのだ。
そんな話をしながらカレーを口に運んだ。
そのカレーはかなり時間をかけて作ったのだろう。
何種類ものスパイスが効いていて美味しいのだ。
こんな料理が上手い女性と結婚出来たらどれだけ幸せだろう。
そんな、ちょっとバカみたいなことを僕は考えていた。
相手は妹なのだ。
結婚できる訳もなく、その前に付き合うことさえできないだろうと思っていた。
そんなバカなことを考えながらも千尋の事が気になって仕方がない。
「サラダもちゃんと食べてよ!!」
千尋がちょっと怒ったように言ってくる。
そんな、怒った顔も可愛らしく感じてしまう。
「分かったよ、ちゃんと食べるから…」
「残さないで全部食べてよ」
千尋にこうして叱られても可愛いと感じてしまう。
僕は先日見た千尋のブラとパンティだけの姿を思い出していた。
すると、また身体の中心から熱くなるのを感じた。
ペニスが熱く熱を持ち始めていた。
僕はちょっと急いでカレーを食べていった。