【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】
第4章 夢じゃない【澤村】
後処理をして、大地さんに抱きしめられながら布団に横になる
「…すごい可愛かった…」
頭を撫でられ頭にキスを落とす
「えへへっ…でも大地さんの気持ちよすぎていっぱい声出ちゃいました」
「!…可愛い声聞けて俺は嬉しかったよ」
大地さんと至近距離で目が合う
「…好き」
思わず気持ちが無意識に言葉に出てしまう
「俺も…ずっと前から好きだった…だから今まで好きだった分が爆発していきなり抱いて、すまん…」
「そんな…!ずっと憧れてたんで夢みたいでした」
「夢じゃないよ」
優しく唇が重なる
目を開けると目の前に優しい笑顔の大地さんがいる。夢じゃないんだ。
「嬉しい…」
「そういえばギシギシ言わなくなったな」
「もう忘れてました…怖いときってHなこと考えるといいって言うからどこか行っちゃったかもですね」
「Hなこといっぱいしちゃったもんな」
「…はいっ…そうなんですけどそう言われたら照れますね」
「ははっ自分から言ったくせに」
変な音がしてお化けかな?って思って怖かったけど、そのおかげで大地さんと付き合えて、それにこんなこともしちゃったんだから、むしろキューピットだったのかも?なんてポジティブなことを考えてみたりする。
私はまだ裸のまま大地さんに包まれている
「明るくなるまではここにいるよ」
「…大丈夫ですか?」
「いいよ、もう皆寝てたから」
「ありがとうございます」
大地さんの匂いに包まれて、私は安心して眠りについた
そして朝方4時頃に大地さんは皆の部屋に戻って行った
私はそれから再び眠りにつき、朝目覚めると大地さんの匂いだけが残っていた