【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】
第6章 勉強は30分まで【影山】
「ー!」
…んん…?
「ーー!!!」
下からお母さんの声がする。いつ帰ってきたんだろ、全然気づかなかった
!やばいっ全裸だっ…
「な、なにーー!?」
「もう20時だけど飛雄くんご飯食べてかないー??」
!!え、もうそんな時間!?
「飛雄ご飯どうす」
「いただきます!!!!」
!
「はーい!下降りてらっしゃーい!!飛雄くんの好きなカレーだよー!!温玉も作っちゃった!!」
「まじすか!!あざっす!!!!」
「びっくりした〜飛雄も起きてたんだ」
「の母さんの声で起きた」
「私と一緒だね。服着てご飯食べよっ!」
「おう」
服を着ながら飛雄が口を開く
「俺の好きなもの親に話してたんだな」
「うん、大好きな人のことは親に話したいから」
「………」
「…また照れてる?」
「…うるせぇ…ボケェ…」
「ふふふっ今度はお母さんじゃなくて私が作るね」
「おぉ…」
反応は薄いけど、すごく嬉しそうな顔をしてるから伝わる。
言葉足らずで不器用なところあるけど、表情がすごく豊かでわかりやすい。そんなところも好きだったりする。
私の家族と飛雄で夜ご飯を楽しく食べて、
飛雄との仲が更に深まったような1日だった。
ただ勉強は何も頭に入ってないね…!
[END]