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【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】

第4章 夢じゃない【澤村】


「入っていいのか…?」
「どうぞ」

大地さんは申し訳なさそうに入ってくる

怖さのあまり部屋に来てもらっちゃったけど、部屋に2人きりって私すごい大胆なことしちゃったかも…

「その音っていうのは…?」
「まだなってないですね…」

ギシッ……

!!!
「いやぁぁああ!」
「おわっ!!」

「これ!これです!なんなんですかこれ!」
「落ち着け!大丈夫だから!それより…」

はっ

思わず大地さんに抱きついてしまっていた

「あっごめんなさい!」

すぐに離れようとしたら
ぎゅっと抱き締め返される

「大地さん…?」
「いやっこうしてたら怖くないかなって」
「はい…すごい落ち着きます」
「しばらくこうしてるか?」
「いいんですか?」
「むしろ…こっちのほうこそ…」

大地さんの柔軟剤のいい匂いに包まれる…
さっきはお化けの怖さでドキドキしてたけど、今は大地さんに抱きしめられてドキドキしてる…

いつの間にか怖さはどこかに行ってしまった


「ありがとうございます、怖さどっか行っちゃいました」
「、こんな状況で言うことじゃないんだけどさ…」
「なんですか?」
「好きなんだ、のことが…」
「!」

抱きしめながら大地さんは続ける

「よかったら付き合ってくれないか」
「私も大地さんのことずっと好きでした…こちらこそお願いします」
「ほんとか?」
「嘘言いませんよ!部屋に来てもらったのも大地さんだからです」
「そうか…それはすごい嬉しい」
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