【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】
第2章 部室【赤葦】
[ side]
赤葦の手が私の髪の毛をさわる
「…触り方優しいね?」
「さすがにグチャグチャにはしませんよ」
「ふふっ」
「ふわふわしてますね」
「昨日シャンプー変えたからかな?すごいいい匂いだったんだけど、今も匂いする?」
「…この距離じゃわからないです」
「じゃあこれは?」
赤葦に1歩近づいてみる
「!!……」
赤葦、照れてる…可愛い…
私ちょっとSなところあるのかな?
困らせたい…って思っちゃってる
こんな私の気持ち、バレませんように…
「……まだわかりません」
「じゃあ…これは…?」
さらに近づき、背の高い赤葦を見上げると、赤葦の目と私の目が合う。
赤葦のいつも眠そうな目が好き。
そして今は頬が少し赤くて目もトロンとして余計にセクシーに見える…。
少しかがんで私の頭に顔を近づいて
「すごい、いい匂いしますね」
!!
赤葦の唇が私の頭に少し触れた気がする…
「もっといいですか?」
「うん…」
私の髪を手で触り、頭のすぐ近くに赤葦の顔がある。
やばい…ドキドキする…