【R18】大好きな人と【ハイキュー&ヒロアカ短編集】
第2章 部室【赤葦】
…2人きりになってしまった
「2人きりになっちゃったね」
!
心読まれた?
「…そうですね、あんまりないですよね」
「ねぇ、私ずっとやりたかったことあるんだけど」
心臓がドキッとする
やりたい…!?なにを…?
「なにしたいんですか…?」
さんの顔を見ると
ほんのり顔が赤くなっている。
これは…そういうこと…なのか…?
「髪の毛…さわっていい…?」
「え…髪の毛…?」
なんだ、と思ったのは
さすがに読まれていないだろう…
「そう、赤葦の髪すごい好きで、ずっとさわってみたかったんだよね」
好きって……
「どうぞ、いくらでもさわってください」
「ありがとう!」
さんはゆっくりと手を伸ばして、
俺の髪を優しく触る
「わっ…やっぱり、気持ちいい」
「…気持ちいいって…」
目線を下ろせばすぐ近くにさんがいる。
しかもなんだこの状況は…
向かい合って髪の毛を触られている。
「俺もやりたいことあるんですけど…」
「ん?なに?」
「さんの髪の毛も触らせてください」