• テキストサイズ

【R18】僕のヒーローアカデミア 薔薇と棘

第2章 day1 イレイザーヘッド 相澤消太


相澤side



「あの‥先生には悪いけど‥」


上鳴の申し訳なさそうな声に
嫌な予感がして生徒達を見ると全員が先生をじっとみている




「まさか‥お前達全員が‥‥って事ないだろうな‥?」




いくらヒーロー界No. 1の美女だからと言って‥



全員はさすがに‥




「すみませんっ‥!さっき皆んなと話したんですが‥全員‥です」




『えっ?!何が全員なの‥?』



相変わらず鈍感な先生がきょろきょろと生徒たちの顔を見ている




「‥‥ここにいる生徒達の想いを寄せてる相手ってのが、先生だとさ」




自分で言いながらつい重いため息が出てしまう





『ええっ?!先生としてって事だよね‥?!それはとっても嬉しいけどっ‥!!みんなの好きな人だよ‥?付き合ってるお相手がいる子がいたらいいんだけど‥』



「先生わりぃ‥皆、先生としてだけじゃなくて‥」




切島がガバっと頭を下げるとその場にいた全員が頭を下げる





「助けて‥もらえないでしょうか‥?」



『みんな‥‥』




「おいおい‥そんな事‥教員と生徒が‥ましてや人数が多すぎるだろ‥」




ヒーリングガールの治癒の個性は口付けだ




当たり前のヒーロー任務ですら胸がチクチクするってのに‥




この人数と身体を重ねようと思ったら一体何回そーゆう行為をしろってんだ




『私で助けられるなら‥皆んなの事助けてあげたい‥』





「先生っ‥」





『でも相澤先生の言ったように教員と生徒となると‥私だけでは決められないから、校長先生にお話ししてみます‥だからそれまでしんどいと思うけど‥待っててくれるかな?』




自分の身体の事なのに
あっという間に決断してしまう先生に頭を抱える




でも‥そうだよな‥





「助けて」



なんて言われて

ほっとけるような性格してないもんな





「‥と言うわけで、俺も一緒に校長と話してくる。お前ら、変な行為だけはするなよ?」



「はいっ!」




全員がビシッと姿勢を正す




俺ですらキツイこの症状を
こいつらはよく頑張って耐えている


出来るだけ早く助けてやりたいが


「じゃあ行こうか‥」



『じゃあ‥行ってくるねっ!』
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp